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生きていますよ。
最近、試験とか試験の願書かいたりとか、面倒なことが多いです。
↓にお返事しましたので、心あたりのある方はぜひ。

アンソロの小説が進まない(笑

世界の日本人ジョーク集という本を読みました。
日本人が世界でどのようにみられているのかわかります。
わかったことは、日本が思っている以上に日本人は悪く思われていない
ということです。
日本の好感度は、カナダと並んで世界一のようで、びっくり。
あと、花の花に勧められた武士道を読み始めています。

日本、武士道という観点から勝手に、考察した剣心論。
興味のある方は妄想に付き合うをどうぞ。


日本って変わっている国だ・・ということは、日本に住んでいるとあんまりわからない。
しかし、日本って相当変わっているらしい。

フランダースの犬というのをご存知だろうか?
(私もアニメはみたことはないが、大体の内容は知っている)
欧米からすると、あれは負け犬の物語で、なんであれが日本人に受けるのかわからないらしい。
ちなみにアメリカのフランダースの犬はハッピーエンドになるようだ。

満開の桜はもちろん、桜は散るときも美しいと思うのが日本人。
「信念を貫きとおした結果の死」は美しい・・それが日本の美学。

そう考えると、維新後の剣心の行動は、不思議である。
もし剣心が、人斬りであったことを罪と思うなら、切腹するしかない。

逆に、人斬りであったことを正義だ、もしくは仕方なかったと思うのなら、
その信念を貫き、流浪人になどならず、自分の手が汚れても、斉藤のように、政府側にたち、
日本に貢献した方が良いのでないかと思った。
(その方が流浪人より人々の役に立つと思う。)

だが剣心は、人斬りの罪を生きて償う道を選んだ。
これは、日本的、武士道的というより、欧米的よりの考えだと思う。
信念を貫くことを美、潔さを美とする・・つまり切腹する
罪は命をもって償うという文化をもつ日本に対し、
キリスト教は、罪は生きてつぐなうものであり、自殺を禁じている。
(命を奪った罪は己の命をもって償うのが当然というのが日本の意識。
欧州では死刑は廃止の国が多いが日本では死刑廃止の賛成者は少ない。)

このことをふまえ、オフ会でも「剣心ってキリスト教的な考えを持っているよね」と話したことがある。
「剣心は武士ではない」という結論にたっした。



しかし、こういう考えもできるなって思うことが1つ・・。

日本は、滅びるものに対し、美意識を持つ。
(花は咲いて散る、月は満ちては欠けるだから美しいのだというような)
いかに美しく、潔く死ぬか・・それが日本人の根本にはある。

剣心の流浪人の旅の目的は、どう生きるかじゃなくて、どう死ぬかだったのかもしれない。
剣心は、無情の人斬りとして死にたくはなかった。
剣心は、弱き人々を守る不殺ずの剣客として死にたかったんだ。


そう考えると剣心のあの後ろ向きな性格も理解できる。

だが、薫達とであって、剣心の命は自分だけのものではなくなってしまった。
だから、縁との戦いもあんなに苦しんだ。
もし薫達と出会う前なら、縁に命をあげたかもしれない。

すみません、あくまで妄想。
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